パートナーが浮気をしていた場合に、必ずしも浮気相手に対して慰謝料請求をすることができるわけではありません。
「配偶者が浮気をしている。でも、浮気相手に慰謝料を請求できるのか、よく分からない…」このような悩みを抱えている方は少なくありません。慰謝料請求は、複雑な法律問題であり、一人で判断するのは難しいものです。
離婚問題の相談実績多数の現役弁護士が慰謝料請求の条件と手順を詳しく解説します。
目次
1. 慰謝料請求の前提条件
不倫の相手に慰謝料を請求するには、以下の条件を満たす必要があります。
- 不倫相手が相手の婚姻状況を認識していたこと
- 故意または過失により不貞行為に及んだこと
- その結果、平和な婚姻関係が破壊されたこと
これらの条件を立証することが、慰謝料請求の成功につながります。
2. 重要なポイント:故意と過失の違い
故意の場合
既婚者と知りながら関係を持った
例:職場の既婚同僚と不倫
過失の場合
既婚者かどうか確認せずに関係を持った
例:出会い系サイトで知り合った相手が既婚者だった
弁護士の濵門にご相談いただければ、あなたのケースがどちらに該当するか、慎重に判断いたします。
3. 慰謝料請求ができないケース
以下の場合、慰謝料請求が困難になる可能性があります。
夫婦関係がすでに破綻していた
家庭内別居で会話がない
長期の別居状態
長期のセックスレス
ただし、同居中の場合、破綻の立証は難しいケースが多いです。弁護士の濵門にご相談いただければ、個々の状況を詳細に分析し、最適な戦略を立てます。
4. 慰謝料の金額を決める要素
慰謝料額は、以下の要素を考慮して決定されます。
請求者と被請求者の収入
婚姻期間
子どもの有無と人数
不倫相手との子の有無
不倫期間の長さ
夫婦関係への影響度
当事務所の弁護士が、あなたの状況を丁寧に聞き取り、適切な慰謝料額を算出いたします。
5. 効果的な証拠収集方法
既婚者と認識していた証拠
職場での上司・部下関係の証明
メールやSNSでの「奧様」「旦那様」などの文言
肉体関係の証拠
結婚式への出席記録
ホテルの出入り写真
自宅訪問の記録
不自然なカード利用履歴
メールやSNSでの関係を示唆する会話
GPS記録
弁護士では、プライバシーに配慮しつつ、効果的な証拠収集をサポートいたします。
6. 弁護士介入のメリット
- 感情的な対応を抑制
- 適切な慰謝料額の算定
- 相手との直接対面を避けられる、支払い拒否時の法的対応
- 交渉から訴訟までのトータルサポート
7. まとめ
不倫問題は感情的になりやすく、適切な対応が難しいケースが多々あります。離婚問題について経験豊富な弁護士が、あなたの権利を守り、最適な解決策を見出します。
お悩みの方は、まずは無料相談をご利用ください。専門家が丁寧にお話を伺い、最適な対応策をご提案いたします。
監修:弁護士 濵門俊也
東京新生法律事務所所属 / 保有資格:弁護士(東京弁護士会所属)
離婚問題に関する相談実績年間300件以上です。離婚問題でお困りのことがあればお気軽にご相談ください。
監修:弁護士 濵門俊也
東京新生法律事務所所属 / 保有資格:弁護士(東京弁護士会所属)
離婚問題に関する相談実績年間300件以上です。離婚問題でお困りのことがあればお気軽にご相談ください。