こんなお悩みありませんか?
- 離婚をすると、我が子に会えなくなってしまうのでは
- 子育てに積極的ではないが、無責任な親とも思われたくない
- 親権者を1年ごとに交代することはできないのか
弁護士へ相談するメリット
親同士のプライドや意地に振り回されず、子どもの福祉という観点から、親権や監護権を決めることができます。
シングルマザーに理解のない勤め先の場合、どのようにして子どもを育てながら働くのかという点にご留意ください。自治体の諸制度や親戚のフォローなども視野に入れ、無理のない、平和な解決方法を選ぶようにしましょう。
事例紹介
ケーススタディ1
- ご相談内容
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インターネットで、親権と監護権を分ける方法があることを知りました。これは、どういうことなのでしょう。
- 無料相談でのアドバイス
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一般に言う親権は子どもを直接育てる権利のことですが、「監護権」と対比した場合、別の意味合いを持ちますのでご注意ください。その上で「親権」とは、教育や財産に関する決定権を指します。具体的には、進学先を決めたり、お金の使い道を指示したりすることです。一方の「監護権」は、お子さんと一緒に暮らす権利です。
これらを分けてしまうと、何をするにも両者間の確認が必要になり、身動きが取れなくなりますので、当職としてはお勧めできません。
- 実際のご依頼
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趣旨を正しくご理解いただいた上で、離婚の話合いを続けることになりました。
弁護士の一言
ほかに考えられる不都合の一例として、「再婚後の名字」が挙げられます。名字の変更は「親権者」に対してのみ認められているため、「監護者」である田中さんが再婚して佐藤さんになっても、お子さんは田中さんのままなのです。このようなことが考えられますので、弁護士と相談の上、慎重にご判断ください。
ケーススタディ2
- ご相談内容
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親権の獲得はあきらめましたが、すんなり引き下がると、かえって悪印象を与えるのではないでしょうか。そこで、面会交流の頻度を上げ、愛情の度合いをアピールしようと考えています。
- 無料相談でのアドバイス
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おやめになった方が良いと思います。面会の頻度は、お子さんの健康や精神的な負担を考慮しながら決めるべきで、度を過ぎた歓心を得ようとしても、アピールにはならないでしょう。
- 実際のご依頼
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一般的な、月に一度の面会交流を行うことになりました。
弁護士の一言
お子さんの面倒をみていない側は、ついつい、自分の権利を押し出してしまうものです。相手側やお子さんの身になり、「何が最も幸せなのか」を考えてみることも重要なのではないでしょうか。